助産師かづの笑顔で子育て

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母乳をもっと飲んでほしい


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立冬がすぎ、田んぼもすっかり冬支度です🍂


S市の保健師から、妊娠35週・2200gで産まれた赤ちゃんのママが、「母乳をもっと飲んで欲しい」と言っていると、訪問依頼を受けました👶

S市では、低出生体重児・早期産児は保健師が訪問をします。そこで、母乳についての質問があったので、再び私が訪問することになりました🏠

もうすぐ2ヶ月になる赤ちゃん。まずは、今の授乳についてお話を聴きます👂

母乳は1日3-4回吸っている。ミルク1日7-8回で、1回60-100cc位飲んでいる。吸い付くまでに時間がかかり、うまく吸ってくれない時がある、ミルクの缶には1回120ccと書いているが、そんなに飲まない沢山飲むと吐く、大丈夫?と😓

赤ちゃんの体重は3700gで1ヶ月健診から1日に34g増えていて、手足をよく動かし、ママをじーっと見つめます👀

早産で小さな赤ちゃん、しっかり体重も増えて順調な発育・発達です。ママが毎日育児を丁寧にやってきた証ですね✨

まずは、赤ちゃんの予定日から計算すると生後3週間程になり(修正週数といいます)、ミルクの量は120ccも飲めません。今の量で十分で、欲しいときも欲しくない時もあるのは当たり前。ママの授乳方法で体重はしっかり増えているので、もっとミルクをあげないと不安にならなくても大丈夫と説明しました😊 

次に母乳の飲み方を見せてもらいました🍀

布団の上でママは不安定に赤ちゃんを縦抱きにしています。3kg以下の赤ちゃんは縦抱きが飲みやすい事が多いのですが、大きくなったので、座椅子に座り横抱きにして毛布で高さを調節し、リラックスした飲ませ方を紹介しました💓赤ちゃんの唇が内向きになっているので大きな口を開けたときにパクンと咥えさせるとうまく吸えるようになることも説明😌肩が楽ですとママはリラックスできました😃

哺乳瓶の飲み方は浅く、上下の唇が内向きになっていたので正しく飲ませると、おっぱいも上手に飲めるようになります😊

ママはすることが一杯で、1日に1-2食しか食べないというので、おにぎりでも菓子パンでも何でもいいので、食べないとおっぱいの原材料が不足するし、ママの体力も奪われるよと説明しました🍙

下半身も冷えていて、なるべく湯船に浸かってレッグウォーマーなどで保温すると疲れもましだし、母乳分泌もアップします🦶

疲れがましになったら、1日に6回以上、できれば8回位おっぱいを飲むようになると母乳分泌は増えていくよ、でも頑張りすぎはよくないので、できる範囲で工夫してみてねと説明しました🥰

 

※市町村により、助産師の訪問指導ができる赤ちゃんは異なります。お住まいの市町村や保健センターに問い合わせください。

 

長谷川助産所HP↓

https://hasegawa-jyosansho.jimdosite.com/

 

 

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